Thursday, November 28, 2013

遼、キャビティアイアン投入も実らず…鬼門でまたも予選落ち



2012年05月11日19時57分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 谷口 徹 -9
2 深堀 圭一郎 -6
3 谷 昭範 -5
平本 穏 -5
白 佳和 -5
6 近藤 共弘 -4
黄重坤 -4
上田 諭尉 -4
谷原 秀人 -4
わたり 哲也 -4


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第2ラウンドからは1年ぶりにキャビティアイアンを使用したが…(撮影:上山敬太)








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<日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯 2日目◇11日◇烏山城カントリークラブ(7,193ヤード・パー72)>

 国内男子メジャー「日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯」。石川遼は初日のサスペンデッドで持ち越した第1ラウンドの最終9番ホールから、2日目のプレーをスタートした。

「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る

 その9番をパーで終え、2オーバー86位タイから第2ラウンドをスタートした石川は2番パー3でバーディを先行させるも、4番で1メートルのパーパットを決めきれずボギー。さらに、8番でも3パットのボギーと、課題のパッティングが決まらずこの日もスコアを落としてしまう。最低でもバーディを奪ってカットラインに近づいておきたかった17番パー5では、ティショットを右に大きく曲げてロストボール。結局スコアを伸ばすどころか、1つ落としトータル3オーバー72位タイで予選落ちとなった。

 第2ラウンドからは、アイアンをマッスルバックから1年ぶりにキャビティタイプのものにチェンジ。「マッスルバックだとつかまえようとしてフェースローテーションを使いすぎてしまう。キャビティだとつかまりがいいので体の回転を使って打てる」という狙い通り、この日はパーオン率も上昇しチャンスを作ったが、パッティングが思うように決まらない。12番で唯一ともいえる4メートルのバーディパットを決めたものの、見せ場はこの1つだけだった。

 ジュニア時代から数え切れないほどのラウンドをこなし、「グリーンの形状を頭に描ける」と知り尽くしていたはずだったが、メジャー仕様に変貌を遂げた烏山城はこれまでの記憶にあるコースとは別物だった。「グリーンが今までで一番速かった。知らない傾斜もあって難しく感じましたね」。コースを知り尽くすがゆえに、少しの違和感に敏感に反応してしまったことも苦しんだ要因の1つのようだ。日本プロはこれまで5回の挑戦で予選通過は昨年大会の1度のみ。今大会は慣れ親しんだコースで気合いも十分だったが、またも鬼門に跳ね返される結果となった。

【2日目の順位】
1位:谷口徹(-9)
2位:深堀圭一郎(-6)
3位T:谷昭範(-5)
3位T:平本穏(-5)
3位T:白佳和(-5)
6位T:近藤共弘(-4)
6位T:黄重坤(ハン・ジュンゴン)(-4)
6位T:上田諭尉(-4)
6位T:谷原秀人(-4)
6位T:わたり哲也(-4)

50位T:池田勇太(+1)他12名

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